#1 結婚前、最初の違和感 ”セックスレス” とは思わなかった

最初にその違和感に気づいたのは、結婚が決まったころ。

実家暮らしの夫は、週末になるとわたしのひとり暮らしのアパートに泊まりに来ていたのだけれど、あるときふいにセックスをしていないことに気づいた。

交際から1年も経たずして結婚が決まって、生活は急に慌ただしくなった。(結婚が決まる経緯にもいろいろ問題があった、、)

30歳を目前にして、仕事も忙しかったし、結婚式のことも考えなければいけない。おまけに、過干渉な義父がわたしたちの家を建てる話をどんどん進めていた。

(これが違和感の中で結婚をやめられないという足枷になる…)

目次

小さな違和感に気づかないフリをした

毎週、泊まりに来ては一緒のベッドで眠る。キスはしていたと思う(もはや思い出せない)

ー あれ、今日もしないのかな。

最初はそんな小さな引っ掛かりだったと思う。

それが毎週末積み重なる。今日はあるかな、あ、今日もしないんだと、そんなことが積もっていく。

でもこの頃のわたしにはまだ「セックスレス」という言葉がよぎることはなく、ただ一過性のものだと思っていた。

きっと忙しいからだ。

週末になると結婚式場を見て回り、新居はどうしようか、新婚旅行はどこへ行こうかと、考えることも多くてあっという間に1日が終わっていた。

自分を無理に納得させようとしたわけじゃないけど、当時のわたしはそれがセックスをしない理由なのだと思っていた。

焦りと期待

結婚のプレッシャーと忙しさと、そんな中で性欲がなくなってしまったんだろう。

そう理解はしたけど、それでも1ヶ月2ヶ月と過ぎていくと心がざわついて、なんとも言えない不安が広がっていった。

だけど当時のわたしは自分から誘うことも、それについて話を切り出すこともできなかった。

過去の恋愛を振り返っても、わたしから誘わなくてもセックスがあったし、女性から誘うというシチュエーションになったことがなかった。

セックスをしないまま数ヶ月たっても、わたしから誘う勇気はなかった。

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