結婚してから、子どもを授かるためのそれ以外は、ずっとセックスレスでした。
辛くて、惨めで、何度も夫と話をして。
それでも何も変わらないまま、長い時間を過ごしてきました。
30代の頃にも、苦しさから逃げるように、夫以外の人に救いを求めたことがあります。
誰かに抱かれれば満たされるのか。
女性として求められれば、この惨めさから抜け出せるのか。
そんなふうに、いろいろなことをしました。
うまくいかなかったこともある。
傷ついたことも、今でも後悔していることもあります。
それでもセックスレスの苦しさが消えることはなく、気づけば40代後半になっていました。
刻々と失われていく若さ。
女性として抱かれることもないまま、このまま老いていくのかという焦りと虚しさ。
このままおばあちゃんになったら、私はきっと、夫をずっと恨みながら生きていくだろう。
取り返しのつかない過去に絶望しながら、
「あのとき、何かしていれば」と思い続けるのだろう。
そんな未来しか見えなくなって、もう一度、自分から動いてみようと思いました。
既婚者同士の出会いは、簡単なものではありませんでした。
嫌な思いもしたし、失敗もした。
いまだに悔やんでいることもあります。
だけど、わたしを「可愛い」と言ってくれる人がいて。
わたしを抱きたいと思ってくれる男性がいた。
性の対象として見られることを、不快に思う女性もいるのかもしれません。
でも、長い間「求められない側」だったわたしは、「ああ、わたしはまだ女なんだ」そう思えて、ほっとしました。嬉しかった。
胸を張って人に話せることではありません。
それでも、あのときのわたしの心が救われたことだけは、本当です。
そして今は、踏み出してよかったと思っています。
このブログには、セックスレスに苦しんだわたしが、その苦しさの中で何を考え、何をしてきたのかを書いていきます。
きれいなことばかりではありません。
人には言えないことも、失敗したことも、後悔していることもあります。
それでも。
あの頃のわたしに伝えたくて、これを書いています。


